2006年02月16日

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル |照屋 華子 /岡田 恵子

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキルロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル
照屋 華子 /岡田 恵子
東洋経済新報社 刊
発売日 2001-04

数年前から、日本人の「コミュニケーション能力」の低下が精神科医の世界で指摘されているが、ここにきてビジネス社会のなかでも、個人のコミュニケーション能力不足がささやかれるようになってきた。私たちの社会が個々人のコミュニケーションによって成り立っている以上、仕事でも家庭でもコミュニケーションがうまくいかなければ、物事は何も進展しないし、問題も解決しない。
では、コミュニケーション能力が低下しているとはどういうことか。1つには、相手が何を言いたいのか、思っているのかを引き出す能力が低下していることである。もう1つは、自分の伝えたいことを相手にうまく伝えられない、ということである。そこに欠けているのが、論理的な思考と論理的表現能力である。
本書は、コンサルティング会社であるマッキンゼーのエディターとして活動している著者が、「ロジカル・コミュニケーション」の新しい手法について述べたものである。そのポイントは、話の重複や漏れ、ずれをなくす技術である「MECE(ミッシー)」と、話の飛びをなくす技術である「So What?/Why So?」を身につけることである。
MECEは「ある事柄を重なりなく、しかも漏れのない部分の集合体としてとらえること」を意味している。ちょうど、全体集合を漏れも重なりもない部分集合に分けて考える、集合の概念である。「So What?/Why So?」は、よく話をするときに「したがって」や「よって」「このように」などを使うが、それらの言葉の前後で話に飛びがなく、伝え手の結論と根拠、結論と方法のつながりを、相手にすんなり理解してもらうための技術である。「So What?」は「手持ちのネタ全体、もしくはグルーピングされたもののなかから、課題に照らしたときに言えることのエキスを抽出する作業」であり、「Why So?」は、「So What?」したときの要素の妥当性が、手持ちネタの全体、もしくはグルーピングされた要素によって証明されることを検証する作業」である。
これらの技術を何事においても習慣づけることによって、論理的思考力や論理的表現力がかなり向上するはずである。実践に即した問題も随所に載っているので、楽しみならロジカル・コミュニケーションを身につけられる。(辻 秀雄)

目的意識を持って読みましょう 2003-03-13
漠然と読む本ではありません。
しっかりとした目的意識を持ってよめば、かなり入門的でお手軽に読める本でしょう。
しかし、ここに書いてあるだけで満足してはだめで、次のステップに進むためのものと思って読みましょう。


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アイデアのつくり方 |ジェームス W.ヤング /今井 茂雄

アイデアのつくり方アイデアのつくり方
ジェームス W.ヤング /今井 茂雄
ティビーエス・ブリタニカ 刊
発売日 1988-03



古い版の本ですが・・・ 2004-01-12
内容はとてもシンプルです(訳者の解説の方が長いぐらいです)。書かれた時代が古く、また翻訳本なので例え話が身近に感じられないのが、残念でした。
だが、このマイナス点があってもタイトル通り「アイデアのつくり方」については簡潔に、しかも実行しやすく書いてあります。 本も軽いのでいつも手許において忘れて頃に気に入った部分を読み返す本としては最適です。


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2006年02月15日

ゾーン ― 「勝つ」相場心理学入門 |マーク・ダグラス /Mark Douglas

ゾーン ― 「勝つ」相場心理学入門ゾーン ― 「勝つ」相場心理学入門
マーク・ダグラス /Mark Douglas
パンローリング 刊
発売日 2002-03-13

トレードに成功するために不可欠な「ゾーン」といわれる心理状態に達するための方法を説いた指南書。抽象的な精神論ではなく、トレードという目的に沿った解説なので説得力がある。一貫して勝つためには、どんな投資手法を用いようとも、「ゾーン」は不可欠な心理状態である。投資をこれから始める人にも役に立つが、何回かトレードで痛い目をみたことがある人、壁にぶつかってしまったと感じているトレーダーにとってきわめて有益な1冊といえる。 
逆説的に聞こえる「マーケット分析は無意味」というような表現もあり、読み始めは、「ゾーン」にどれほど効果があるものか半信半疑になってしまう。ところが、読み進むうちに、著者のアドバイスの有用性が次第にわかってくる。「トレードに勝つことは誰にでもできる」が、「一貫して勝つためには心理状態が必要」という表現も、最初は禅問答にしか聞こえない。これも、7章「トレーダーの優位性」のあたりまで読み進むと、確率的思考法という概念とともにすんなり受け入れられるだろう。負けトレードで悪い情報を意図的に避ける、マーケットに対して期待や裏切られたといった感情を抱いてしまう凡庸なトレーダーの例には、耳が痛い人も少なからずいるはずだ。
概念の説明に用いられている事例はわかりやすくて説得力がある。たとえば、著者が力説する、認識が判断にいかに影響を与えるかというくだりでは、蛇を怖がる大人と怖がらない子ども、犬を初めて見た子ども、お金をタダであげると書かれた看板を持って町に出たテレビ番組のスタッフ、といったユニークな例が用いられている。こうした事例を通じて、正しい判断を疎外する認識を、当初は意図的に、ゆくゆくは無意識のうちに、排除することの重要性がわかってくる。
11章後半には、「ゾーン」を身につけるための段階別実践法が示されている。読み終わると、訳者が「明鏡止水の境地」と表現した、この心理状態に近づくことができた気になるから不思議だ。(河野幸吾)

とにかく熱心で丁寧な説得 2004-07-27
投資心理学の本は数冊読んだが、ある事についてここまで熱心に詳細に説いた本は初めてだった。著者の誠意や熱意が伝わってきた気がした。
だが、悪く言えば、少々くどい。正直言って、途中で読み進めるのに気が進まなくなったことがあった。ひたすら理詰めの連続で、理性のみに訴えて、感情を変えさせようとしている形だ。相場予測の手法は主にファンダメンタルズ派とテクニカル派に分けられるが、心の持ち方の教授法も同様に分類できるとするならば、本書は完全なファンダメンタルズ派だ。原因を分析し、それが及ぼす結果について議論し、心の持ち方を変えさせるという目的にアプローチする。感覚的な事を伝授するのなら、理詰めの説得はもう少し圧縮して、「背景の理屈はともかくこうすれば改善できる」といった、より実践的な「テクニカル的アプローチ」があったならば、なお嬉しかった。やはりこの辺りはプロの心理学者の領域なのだろうか。とはいえ、何度も読み返すことができるのならば、意識改革に一役買うであろう良書である。


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あなたの話はなぜ「通じない」のか |山田 ズーニー

あなたの話はなぜ「通じない」のかあなたの話はなぜ「通じない」のか
山田 ズーニー
筑摩書房 刊
発売日 2003-10



コミュニケーションがわかった! 2004-05-19
自分の話を理解してもらえないと悩むことが多かった。
自分なりにきちんと話しているつもりなのに通じない。
理由がわかった。メディア力が足りない。
つまり、まだまだ自分の力量が足りないのが原因だ。もうひとつは、
相手の立場に立って親身に組み立てていないことだ。
自分の立場に立って組み立てていたのだ。
つまり、一方的な通達になっていて、対話になっていないのが原因だ。この本を読んであらためて理解した。この本には、コミュニケーションの改善を実践するための
さまざまな方法も紹介されている。
当たり前のようで、できていないことをコツコツと実践して
自分のメディア力を作っていきたい。小手先で打ち負かすのではなく
信頼関係を築き上げ、よいコミュニケーションをしたい人にオススメ。


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コミュニケーションのための催眠誘導―恋愛、ビジネス、自己パワーアップ |石井 裕之

コミュニケーションのための催眠誘導―恋愛、ビジネス、自己パワーアップコミュニケーションのための催眠誘導―恋愛、ビジネス、自己パワーアップ
石井 裕之
光文社 刊
発売日 2000-04



本書自体が催眠になっている…?! 2002-04-29
意欲、親しみやすさを出すために、ナンパや合コンをテーマにしてぐいぐい引き込んでいく…これ自体が、催眠の手法なんですよね。著者が繰り返し語っているように、相手をダマして自分の思いのままに操る…そんな「アヤしい」イメージの催眠術から、相手との信頼=ラポールをあっという間に築いて、不要な警戒感なしに話を進めたり、自分自身の本当の可能性を開花して、くよくよ悩むのをやめる、そんな「ハッピーな催眠」は、人生を豊にしてくれること間違いなしでしょう。本書の催眠にかかって、やったるでー!と過ごしていきたいと思います。


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人を動かす 新装版 |山口 博 /デール カーネギー

人を動かす 新装版人を動かす 新装版
山口 博 /デール カーネギー
創元社 刊
発売日 1999-10

あらゆる自己啓発本の原点とも言うべき本書は、1937年に初版が発行されると瞬く間にベストセラーとなり、累計で1,500万部を売り上げた。『How to Win Friends and Influence People』は初版の発売当時と同じように今日でも十分通用する内容となっているが、その理由は、著者のデール・カーネギーが決して変わり得ない人間の本質を理解していたからに他ならない。著者の信ずるところによれば、経済的成功の15パーセントは専門的知識から生み出されるが、残りの85パーセントは「考えを表現する能力、リーダーシップをとる能力、そして人々の熱意を引き出す能力」によるものとなる。人と接する際の基本的な原則を基に、自分が重要視され、評価されていると相手に感じさせるようなスキルを教示する。また、操られていると相手に感じさせないようにしながらつき合う基本的な手法にも重点を置いている。カーネギーは、誰かに自分が望むことをさせるには、状況を一度自分以外の視点に立って観察し、「他人の中に強い欲望を喚起させる」ことで可能になると述べる。更に本書を通じて、相手に好かれる方法、自分の考え方に相手を引き込む方法、相手の感情を害することなく、あるいは恨みを買うことなくその人の考え方を変える方法を学ぶことができる。例えば、「他人にその考えが自分のものだと感じさせる」方法、そして「まず自分の失敗について語ってから他人を批判する」方法などである。また、歴史上の人物、産業界のリーダー、そして市井の人々の逸話を交えながら、著者の論点が分かりやすく解説されている。(Joan Price, Amazon.com)

贈り物としても最適の本です 2005-09-18
さすが、自己啓発本の祖、カーネギー。
読んでよかった。
読んだ自分と読んでいない自分とでは、明らかに人に対する姿勢をいうものが変わってくると思います。自分を殺して相手に迎合するというのではなく、相手を尊重しながら自分の意見を理解してもらう。
また、そうすることによって、議論一辺倒で相手を打ち負かしたときよりも、自分が豊かになる。
今では一般的な理論のひとつですが、何十年も昔に、このテーマについて、これだけの事例を駆使しながら
説き伏せた本が出版されていたことに、無知なわたしとしまして、驚きを禁じえません。膨大な量の事例で、この本は成り立っています。
これだけの事例は、カーネギーだからこそ集められた事例でありますし、やはり彼の努力の賜物だと思います。
その努力を努力と感じさせない、さらっとしていて、軽妙で、ユーモアの利いた文章にも、彼の人柄を感じます。
これほどの人物に説き伏せられると、もう頭があがりません。
今は巷に自己啓発本というものが氾濫していますが、やはり、カーネギーぐらいの情熱と努力と詳細なリサーチを
持ってしてこそ本物といえるでしょう。人間とは読んでいる間や読み終わった少しの間は、ふむふむと理解した気になり、実践しますが、
しばらくすると忘れてしまいがちなもの。
手元に置いて、定期的に読み返したい本です。また、議論大好きなアメリカにおいてこのような本が著されたということも感慨深い気がしました。新社会人へや餞用などとしてに限らず、人に差し上げるのにも最適な本だと思います。
まだ読まれていない方は、ぜひ手にとってみてください。


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